Global DeepTech Accelerator Osakaは、大阪からグローバルの舞台で活躍するスタートアップの輩出をめざすプログラムです。
革新的な技術を有する「ディープテック」領域で事業に取り組むスタートアップを対象として、海外進出に向けた事業計画の策定や本格的生産に向けた伴走支援等を実施します。
2023年度伴走支援を行う5社の採択スタートアップが決定しましたのでご紹介します!
各社の事業成長にご期待、ご注目ください。
01.iDevice
人工呼吸器用マスクjavalla
これまでのマスクは画一的な形状であり、顔の個人差に対応できませんでした。そのため、強く当たる部分と弱く当たる部分が生じてしまいます。強く当たる部分では皮膚傷害を生じ、弱く当たる部分では隙間によって装着が不十分になってしまいます。
この問題を解決するため、変形することによってあらゆる顔にフィットするjavallaを提供しています。特殊な蛇腹構造クッションが顔の形状に合わせて変形することによって圧力を分散し、隙間を作らず簡単にフィットします。
木戸 悠人 氏
CTO
株式会社iDevice
Established: 2016
02.エイトノット
既存の小型船舶に後付け可能な自律航行システム
エイトノットはロボティクスとAIの専門家集団として、小型船舶向け自律航行技術開発を中心に「海のDX」と「船舶のロボット化」を推進し、社会課題の解決と海起点の新たな経済圏の創出を目指しています。エイトノットの自律航行システムは、カーナビ感覚で使うことができ、目的地をタップするだけで離岸から着岸まで全工程が自動になります。将来的な無人航行も見据え、リモートモニタリング機能も搭載しています。
自律航行技術の社会実装を通じて、船舶乗組員のサポートや、船舶安全性の向上、運用コストの最適化を実現し、水上輸送をより身近なものにしていきたいと考えております。
木村 裕人 氏
代表取締役CEO
株式会社エイトノット
Established: 2021
03.知能技術
AIセンサで世界の患者のベッドからの転落を防止し命を守る
入院患者のベッドからの転落事故は全世界中の病院・介護施設で最多である。また、怪我や死亡の原因としても最多である。これを防ぐため目的のセンサは多くあるが有効ではない。そこで、当社CEOは医科大の研究者として病院や介護施設とAIを使ったセンサを開発した。これまでのような瞬時の動作を検出するものではなく、24時間連続し行動変化を見守り、その中から予兆を検出することで転落を防止する。臨床研究で有効性が確認され、2つの特許も取得した。世界中の患者の命を救うためにこのプログラムで海外進出を達成する。
大津 良司 氏
代表取締役
知能技術株式会社
Established: 2007
04.ニューラルポート
ストレスチェックは目でする時代
株式会社ニューラルポートは「未来のフツウを作る」をビジョンに掲げたモノづくりスタートアップです。「視線」という嘘がつけないモダリティを用いて、3分程度VR空間上に表示される画像群を眺めるだけでストレス度合いを可視化、さらにメンタルトレーニングまでを実現する『ZEN EYE PRO』を研究開発しています。
島藤 安奈 氏
代表取締役
株式会社ニューラルポート
Established: 2020
05.フツパー
驚くのは安さではない、AIの精度だ。
「最新テクノロジーを確かな労働力に」のミッションのもと、コストや要件がネックとなり最新技術が導入できていない製造現場の現状を打開すべく、現場で本当に使える“実用的なAI”をご提供しております。
創業当初より1000以上の現場を訪問して得たノウハウと自社開発の独自アルゴリズムにより、製造業に特化した高精度なAIを低価格でお届け。外観検査AI・画像認識AI・異常検知AI・行動検知AI・需要予測AIを中心にお客様の課題に沿ったご提案をいたします。
染谷 康貴 氏
グローバル戦略室 室長(VP | Global Strategy)
株式会社フツパー
Established: 2020
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